オープニングムービーは何分が正解?長さ・何秒で決める理想の時間ガイド

InoueNaoko

結婚式で流すオープニングムービーは、披露宴の「はじまりの空気」をつくる、とても大切な演出です。

この記事では、これまで多くの結婚式ムービーをお手伝いしてきた、私たちムーバーズの制作経験と、一般的な結婚式の傾向をふまえながら、

  • オープニングムービーの最適な長さ(何分・何秒が目安か)
  • 短すぎる場合に起きやすいこと
  • 長すぎる場合に起こりやすいリスク
  • 時間に合わせた写真枚数・構成の考え方
  • 動画を自作する際のデメリット
  • 忙しいおふたりが後悔しないための選び方
  • ムーバーズのムービーをおすすめできる理由

について、お伝えしていきます。

「これからオープニングムービーを準備しようかな」という段階の方にも、
「時間が決めきれずに迷っている」という方にも、少しでも安心材料になれば嬉しいです。

オープニングムービー【アンティークマジック】サンプル


1|オープニングムービーの「理想の長さ」は何分?

はじめに結論からお伝えすると、

オープニングムービーの理想的な長さは、約1分30秒〜3分(=90秒〜180秒)

このあたりが、ゲストにとっても新郎新婦さまにとっても、いちばん心地よく感じられやすい長さです。

▼ なぜ「1分30秒〜3分」がちょうどいいの?

主な理由は、次の3つです。

① ゲストの集中力が続きやすい時間だから

心理学的にも、ひとつの映像やコンテンツに強く集中できる時間は、
おおよそ2〜3分程度と言われています。

3分を大きく超えてしまうと、どうしても人の注意力は散りやすくなり、

  • 途中でスマホを見てしまう
  • 隣同士で小さくお話をし始める

といった状態になりやすくなってしまいます。

② 短すぎると「情報不足」になってしまうから

反対に、1分未満のとても短いオープニングムービーだと、

  • 写真が次々に流れすぎて、ゆっくり見てもらえない
  • テロップ(文字)が早くて読み切れない
  • ストーリーとして記憶に残りにくい

といったことが起きやすくなってしまいます。

せっかく心を込めて準備したムービーですから、
ゲストの皆さまにも、きちんと味わっていただける長さにしておきたいですよね。

③ 披露宴全体の進行にも影響するから

披露宴のタイムスケジュールは、想像以上に細かく組まれていることが多いです。
オープニングムービーが長くなりすぎると、その後の

  • 新郎新婦のご入場
  • 乾杯
  • 料理の提供
  • 余興やスピーチ

などに影響し、全体の進行が押してしまうこともあります。

そのため、多くの式場や映像会社も、
「短すぎず、長すぎない」約1分30秒〜3分前後をおすすめすることが多いのです。

オープニングムービー【シネマ】サンプル


2|短すぎる or 長すぎると起きやすいこと

ここでは、「短すぎる場合」「長すぎる場合」にどのようなことが起こりやすいかを整理してみます。
「絶対ダメ」という意味ではなく、“こうなりやすい傾向”として、参考にしていただければと思います。

◆ 短すぎる場合(目安:1分未満)

  • 写真が高速で切り替わり、
    ゲストが一枚一枚をゆっくり見ることができない
  • 構成がどうしても薄くなり、
    感動が生まれる前に終わってしまう
  • 新郎新婦さまの背景やお人柄が伝わりにくく、
    心に残りにくい

その結果、

「あ、終わっちゃった…」
「もっと見ていたかったかも」

という、少し“もったいない印象”で入場を迎えてしまうこともあります。

◆ 長すぎる場合(目安:4分以上)

  • ゲストが集中し続けるのが難しくなり、
    途中で飽きてしまう可能性がある
  • 進行が押してしまい、司会者やスタッフが調整に追われる
  • 会場全体の緊張感や高揚感が、途中でふっと途切れてしまう

その結果、

「良かったけれど、ちょっと長かったかな…?」

と感じられてしまうことも。
せっかくの感動のピークが、少しずれてしまうことにつながりかねません。

オープニングムービー【モノトーン】サンプル


3|時間別で変わる「ゲストへの印象」

オープニングムービーの長さによって、ゲストに与える印象も少し変わってきます。
おふたりのイメージに近いものを選ぶ参考にしてみてくださいね。

▼ 1分台(1:00〜1:59)

  • テンポがよく、サクッと見やすい
  • スタイリッシュに印象づけたい方に向いている
  • 写真の枚数は 10〜20枚前後 が目安

「短い時間で、披露宴の雰囲気を変えたい」
という場合に、相性の良い長さです。

▼ 2分台(2:00〜2:59)

  • 一番選ばれやすい“バランスの良い長さ”
  • 写真は 15〜30枚前後 を入れやすい
  • おふたりの世界観やテーマもしっかり表現できる

「ちゃんとストーリーも伝えたいし、ゲストにもゆっくり見てほしい」
という方には、2分台がとてもおすすめです。

▼ 3分前後(3:00〜3:20)

  • 少しじっくりめにストーリーを見せたい方向き
  • 映画の予告編のような構成にもできる
  • 思い出を丁寧に紹介したいおふたりにぴったり

写真やメッセージを少し多めに入れて、
「感動もしっかり届けたい」というご希望がある場合に良い長さです。


4|写真枚数の目安:何枚くらいがちょうどいい?

ムービーの長さによって、適している写真の枚数も変わってきます。

ムービー時間目安の写真枚数
1分台10〜20枚
2分台15〜30枚
3分台20〜35枚

あまり写真を詰め込みすぎてしまうと、

「次々に写真が変わってしまい、じっくり見られない」

という状態になりやすく、感動も薄くなってしまいます。

逆に、写真が少なすぎると、

「内容が薄いように感じてしまう」
「せっかくの思い出があまり映っていない」

という印象につながることもあります。

大切なのは、

「ゲストが落ち着いて写真とメッセージを味わえるかどうか」

という視点です。
迷ったときは、「少し余裕のある枚数」にしてあげると安心です。


5|オープニングムービーは“いつ”流すのが一般的?

もっとも多いパターンは、

▶ 新郎新婦さまのご入場直前

に流すケースです。

このタイミングで上映すると、

  • ゲストの視線がスクリーンにしっかり集まる
  • 会場全体が一気に“結婚式モード”に切り替わる
  • ムービーの余韻のまま、新郎新婦さまの入場につなげられる

という流れが自然に生まれます。

オープニングムービーは、まさに
「今日の披露宴がはじまる合図」 のような存在です。


6|ムービーの内容はどう組む?構成のコツ

時間や写真枚数が決まったら、次は「どんな流れにするか」です。
ここでは、オーソドックスで使いやすい構成をご紹介します。

▼おすすめの基本構成

  1. オープニング(タイトル・日付・お名前)
  2. おふたりの紹介や、出会いのワンシーン
  3. 思い出の写真(子ども時代〜現在まで)
  4. 今日来てくれたゲストへのメッセージ
  5. カウントダウンや「いよいよ入場です」の演出

▼演出のポイント

  • テロップ(文字)は長くしすぎず、すっと読める量にする
  • 文字数を詰め込みすぎず、写真と両方楽しめるようにする
  • 曲の盛り上がりに合わせて写真を切り替える
  • 最後の1〜2秒で、入場への期待感が高まるように終わる

「この一瞬が、ゲストの記憶に残るスタートになりますように」
という気持ちで、少しだけ“余白”を残してあげるのも素敵です。


7|動画を自作する際のデメリットについて

最近はスマホアプリや無料ソフトも増え、
「節約も兼ねて、自分たちで作ってみようかな」と考える方も多いと思います。

自作には「オリジナリティ」や「費用を抑えられる」といった良さもありますが、
その一方で、どうしても見落としがちなデメリットもあります。

ここでは、「こんな点で大変になりやすい」という部分を、やさしくお伝えしますね。

●① 編集作業が想像以上に大変になりやすい

結婚式用のムービーは、ただ写真を並べるだけではありません。

  • 写真の明るさや色味の調整
  • 横長・縦長の比率の調整
  • 音量のバランス
  • テロップの配置・フォント選び
  • トランジション(切り替え効果)の設定
  • 再生時間の微調整
  • 式場に合わせた形式(DVD/Blu-rayなど)での書き出し

など、細かい作業が思っている以上に多くなります。

●② とても多くの時間が必要になる

慣れている方であっても、
1本のムービーを形にするまでに数時間〜10時間以上かかることがあります。

初めて編集をされる場合は、

  • ソフトの使い方を調べる
  • 試しに何度も書き出してはやり直す

といった時間も含めて、20〜40時間ほどかかってしまうケースもあります。

結婚式準備の終盤は、招待状の管理・席次決め・衣装・ヘアメイク・式場との打ち合わせなど…
ただでさえ、とてもお忙しい時期です。

その中で「ムービー編集の時間をひねり出す」ことが、
おふたりの心身の負担になってしまうことも少なくありません。

●③ 音楽(著作権)に関する不安

市販のCDや、配信サイトで購入した楽曲、YouTubeの音源などは、
そのまま結婚式のムービーに使ってしまうと、著作権上の問題が生じる場合があります。

式場によっては、チェックの段階で

「この音源は使えません」

と止められてしまうことも…。

安全に使える音源かどうかを調べるのは、なかなか骨の折れる作業です。

●④ 再生トラブルのリスク

  • 家では再生できたのに、式場では映らなかった
  • 音だけ鳴って映像が出なかった
  • 画質が荒くなってしまった
  • 画面が縦長・横長に伸びてしまった

といったトラブルは、実際によく耳にするものです。

当日にトラブルが起きてしまうと、
ご本人たちも、ゲストも、式場スタッフも、みんながドキッとしてしまいますよね。


8|ムーバーズのムービーをおすすめできる理由

「自作も素敵だけれど、できれば安心してプロに任せたい」
「世界観のあるおしゃれなムービーを、無理なく準備したい」

そんなお気持ちに寄り添えるよう、私たちムーバーズでは、
結婚式のオープニングムービー・プロフィールムービーを専門に制作しています。

▼ムーバーズが選ばれているポイント

① 世界観のあるデザイン

  • アンティーク風
  • シネマ風
  • モノトーン
  • SNS風 など…

ただ写真を並べるのではなく、
「映画のワンシーンのような世界観」を大切にしたデザインをご用意しています。

結婚式のテーマや、おふたりの雰囲気に合わせて、
「これだ」と思える一本を選んでいただけるよう、複数のテイストをご用意しています。

オープニングムービー【アンティークマジック】サンプル

② 写真とコメントを送るだけでOK

お客さまにしていただくのは、

  1. お好きなムービーデザインを選ぶ
  2. 写真とコメントをスマホやPCからお送りいただく

たったこれだけです。
編集作業はすべてこちらで行いますので、
お仕事や準備でお忙しいおふたりにも、安心してお任せいただけます。

③ 修正回数は「無制限」

  • 「この写真を別のものに変えたい」
  • 「ここの言葉を少し柔らかくしたい」

といったご希望にも、回数の制限なく対応させていただいております。

納得のいく仕上がりになるまで、
一緒にブラッシュアップさせていただきますので、どうぞご安心ください。

④ 最短3日で発送可能

お急ぎの結婚式や、
「思ったより準備がギリギリになってしまった…」という場合にも、
可能な限りサポートさせていただいています。

⑤ 安心感のある価格設定

  • オープニングムービー:14,800円
  • プロフィールムービー:19,800円

式場経由の依頼と比べると、
半額〜3分の1程度になることも多い価格帯です。

「価格はおさえつつ、クオリティは妥協したくない」という方にも、
喜んでいただいているポイントです。


9|オープニングムービーの時間を決めるときのチェックリスト

最後に、長さを決める際の“ちょっとした考え方”をまとめておきます。

  • 伝えたい内容はどれくらいありそうか?
     → 使いたい写真は何枚くらいあるか
  • 会場や結婚式の雰囲気は?
     → しっとり感動系? おしゃれでスタイリッシュ系?
  • 曲の長さや雰囲気は?
     → 明るくテンポの良い曲か、じっくり聴かせる曲か
  • 入場前に、どれくらい会場を盛り上げたいか?
     → カウントダウンや演出を入れたいか
  • ゲストの年齢層は?
     → ご年配の方も多い場合は、テロップ少なめ・ゆったり目の構成もおすすめ

これらを一つずつ整理していくと、
自然と「このくらいの長さが良さそうだな」という目安が見えてきます。


10|まとめ:オープニングムービーは何分が“ちょうどいい”?

改めて、この記事のポイントを振り返ります。

  • オープニングムービーの理想的な長さは、約1分30秒〜3分
  • 短すぎると、内容や想いが十分に伝わりにくい
  • 長すぎると、ゲストの集中力や進行への影響が出やすい
  • 写真枚数の目安は、15〜30枚前後がバランスの良いライン
  • 自作ムービーは素敵な方法ですが、時間・技術・著作権・書き出しなど、負担が大きくなりやすい一面もある
  • 忙しいおふたりには、プロに任せることで「安心」と「クオリティ」の両方を手に入れる選択肢もある

そして、私たちムーバーズは、

「大切な披露宴のスタートを、安心して任せられる存在でありたい」

という想いで、一本一本心を込めて制作しています。

もし、「自分たちだけで作るのは少し不安かも…」

と感じていらっしゃる場合は、公式ラインhttps://lin.ee/kVxvlOKからどうぞお気軽にご相談ください。

おふたりの“らしさ”がちゃんと伝わる、
あたたかいオープニングムービーになるよう、丁寧にお手伝いさせていただきます。

ABOUT ME
Hiro
Hiro
年間100本以上のウェディングムービーを手がけています。お二人の物語を美しく紡ぎ、最高の瞬間を映し出す感動のムービーをお届けします。
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