【アンティークのプロが選ぶ】プロフィールムービーで使いたい感動曲集

プロフィールムービーで「好きな曲なら大丈夫」と簡単に選ぶと、合わせた瞬間に「思っていたイメージと違う…」となることも。実は曲選びは全体の印象と仕上がりを左右する大切な工程で、たった1曲で空気が大きく変わります。
そこで本記事では、制作の現場から本当に使いやすい楽曲だけを厳選。しっとり感動/上品おしゃれ/明るく楽しいの雰囲気別に、新郎・新婦・ふたりの馴れ初めのどこで流すと映えるかまで、ご案内します。
プロフィールムービー【セピアビンテージ】サンプル
1. まずは“迷わない”ための考え方
雰囲気をひとつ決める
- しっとり感動(家族やこれまでの歩みを丁寧に)
- 上品でおしゃれ(落ち着いたトーンでまとまりよく)
- 明るく楽しい(会場を一体にして盛り上げる)
最初に方向をひとつ決めるだけで、曲の候補がぐっと絞れます。直感で大丈夫です。
曲数は「3曲」がいちばん扱いやすい
- 1曲:統一感は出ますが、少し単調になりやすい
- 2曲:生い立ち(新郎+新婦)/ふたりのパートで分けやすい
- 3曲:おすすめ(オープニング〜新郎/新婦/ふたり〜エンディング)
パートごとに雰囲気を変えられるので、見ている方の集中が続きます。
長さの目安(合計5〜7分)
- オープニング:約30秒
- 新郎の生い立ち:1分30秒〜2分
- 新婦の生い立ち:1分30秒〜2分
- ふたりの馴れ初め:1〜2分
- エンディング:約30秒

2. 雰囲気別・まず聴いてほしい「感動曲」
曲名の後ろに「おすすめの場面」も添えました。迷ったら、そのまま当てはめてみてください。
しっとり感動
- アイノカタチ/MISIA(新婦・馴れ初め)
伸びやかな歌声が胸に届く一曲。家族の写真や、手紙にぴったり。
- My Best Of My Life/Superfly(馴れ初め)
映像の山場に。プロポーズや指輪の写真をのせると自然に涙を誘います。 - たしかなこと/小田和正(新郎)
これまでの歩みが静かに伝わります。家族写真を丁寧に見せたい時に。 - Wherever you are/ONE OK ROCK(新郎)
前半は静かに、後半は力強く。映画のような余韻をつくれます。 - 家族になろうよ/福山雅治(馴れ初め)
結びの言葉と相性抜群。会場がやさしい空気に包まれます。
上品でおしゃれ
- Photograph/Ed Sheeran(新郎・馴れ初め)
写真をゆっくり味わえる一曲。セピアや淡い色味と相性が良いです。
- Thinking Out Loud/Ed Sheeran(馴れ初め)
ゆったりとした揺れが、落ち着いた世界観を支えてくれます。 - All of Me/John Legend(新婦・馴れ初め)
ピアノが主役。静かな写真でもしっかりと心に届きます。 - Love Story/Matt Cab(馴れ初め)
透明感のある歌声。ナチュラルな映像に上品さを足したいときに。
明るく楽しい
- Love so sweet/嵐(馴れ初め)
誰もが知る安心感。はじまりのワクワクを作れます。
- にじいろ/絢香(新婦)
未来に向かう明るさ。タイトルの表示にもぴったり。 - 気まぐれロマンティック/いきものがかり(新婦)
弾むような楽しさ。学生時代の写真にも合います。 - Lovers/sumika(新郎・馴れ初め)
会場の空気が一気に明るく。二人の楽しい思い出に。 - Million Films/コブクロ(馴れ初め)
写真がテーマの歌詞。旅先の思い出や日常のスナップに。

3. パート別・“ここで流すと映える”曲選び
新郎の生い立ち
- 115万キロのフィルム/Official髭男dism
幼少期→学生時代→節目…と自然に流れが作れます。
- たしかなこと/小田和正
家族への想いがじんわり伝わります。 - Wherever you are/ONE OK ROCK
終盤の盛り上がりで“決定的な1枚”を。 - 君とつくる未来/ケツメイシ
前向きな言葉が、これからの決意に寄り添います。
新婦の生い立ち
- アイノカタチ/MISIA
母娘の写真や、家族への感謝にぴったり。 - 笑顔/いきものがかり
明るくやさしい万能曲。長めでも飽きません。
- 未来へ/Kiroro
手紙のような歌詞。幼い頃の写真もすっと馴染みます。 - ハルノヒ/あいみょん
門出の温度感。窓辺や木漏れ日の写真が似合います。
ふたりの馴れ初め
- I LOVE…/Official髭男dism
出会えた喜びがまっすぐ伝わります。
- Lovers/sumika
デートの写真や旅行の思い出に。 - Million Films/コブクロ
二人の“かけら”を集めるように。 - Family Song/星野源
これから家族になる二人にやさしく寄り添います。

4. 邦楽と洋楽、どちらを選ぶ?
- 邦楽:歌詞が伝わりやすく、感情が動きやすい。家族やこれまでの歩みを丁寧に見せたいときに。
- 洋楽:言葉に気を取られず、映像に集中してもらいやすい。おしゃれにまとめたいときに。
「新郎・新婦は邦楽」「ふたりは洋楽」など、混ぜて使うのもとても素敵です。
5. 著作権の話
市販の曲をムービーに入れて上映するには、所定の手続きが必要です。多くの式場や制作会社は、専門の窓口(※ISUMという団体)を通じて申請します。個人では申請できないため、使いたい曲が決まったら早めに式場または制作担当へ曲名を伝えると安心です。
また、著作権フリー曲という選択肢もあります。ご不安な点は、お気軽にご相談ください。

6. 披露宴の空気を変える——オープニングムービー「アンティークマジック」のご案内
ここまでプロフィールムービーのお話をしてきましたが、実は披露宴の最初の一歩オープニングムービーにこだわって、披露宴の空気を変えるのもとてもおすすめです。
そこで、披露宴の幕開けにおすすめしたいのが、オープニングムービー「アンティークマジック」です。
音楽で迷わない——著作権申請不要のアンティーク調BGMつき
「アンティークマジック」には、作品の雰囲気に合わせて作られたアンティーク調の音楽がはじめから付いています。特別な手続きは不要で、そのまま会場で流せます。
曲選びに悩む必要がありません。
オープニングムービー【アンティークマジック】サンプル
7. まとめ —— あなたの写真に、いちばん優しい音を
曲が決まると、写真がもっと感動的に見えてきます。
お問い合わせ・ご相談は公式ラインにいつでもどうぞ。あなたの大切な一日が、映像と音でやさしく包まれますように。